Emile Galle(エミール ガレ)
花器「紅葉」
Emile Galle 花器「紅葉」
1896年 フランス 高さ16.5cm 口径5㎝
この鮮やかな赤
森や公園の散歩の途中
綺麗な水辺に落ちたばかりの赤い葉を見つけたかのよう
無数の細かな気泡がある透明ガラスに
鮮やかな赤のガラスを被せ グラヴュールにて紅葉を描いています
自然を愛するガレが表現する植物は
作品によって 表情がころころ変わるように感じます
もちろんテーマに基づくものや
時代背景によるものもあります
ガレ自身がその時に心で感じたように植物を表現することもあるのではないか
と勝手に想像してます
この作品は穏やかな秋の時間が流れているような、そんな雰囲気の花器です
今から約120年前の秋の季節
ガレの目には こんな眩い赤の景色が広がってたのかもしれませんね
本当に美しい花器です
花器としてもいいですが、日本酒や白ワインなどを入れ、
テーブルでの楽しみするのも粋な感じですね
今年の紅葉も早く見にいきたいです
GALLERY YUI