かつて、都市ナイン近くのtoudeshk村では、ひときわ上質な絨毯が織られていた。現在多く目にするナイン産絨毯・カーペットと比べてもtoudeshkの絨毯は独創的であり、その織りは限りなく緻密な物で、多くのペルシャ絨毯・カーペットコレクター達の必衰の的でも有る。似て非なるものとはよく言った表現で、実物を見てこそ、その違いやtoudeshk(1930年頃)絨毯の素晴らしさを実感できるものです。
クリスティアン・ゴットフリート・シュナイダー(1710~73)18世紀ボヘミアの一部であったシレジアで、飛び抜けたガラス彫刻の才能と技術を持ち、同期のヴィンターと共に、神業とも言われる優れた作品を残した天才エングレーヴァー(ガラス彫刻家)である。本作品はシュナイダー自身の作品の中でも特に優れた物であり、後世に残すべき世界的な財産の一つです。来歴として、マーストリヒト美術メッセにて、オランダ国立博物館のガラス学芸員が作成した文章と共に紹介されています。