ほーーーーー
きれい
素敵です
<20世紀前半 フランス Gabriel Argy-Rousseau>
フランス アールデコ期ガラス作家
ガブリエル・アルジー・ルソー/Gabriel Argy-Rousseauの
テーブルランプです
作品ガラス下部に “ARGY RIUSSEAU” の陰刻銘有り
ランプ全体の高さは19.5㎝
シェードのみ高さ17㎝
シェードはパート・ド・ヴェール技法(ガラスの練り粉)
下の土台は アールデコらしくシンプルかつ力強いデザインの金属製
支えている3点の足は
お手製のお団子のように
ほっこりと しっかりとした印象
パート・ド・ヴェールとは
ガラスの粉末を型の中で熔融して成型するガラス工芸の技法の1つ
工程をチェックしてみましょう
作品の原型となる塑像を粘土やワックス等で作る
↓
それをもとに形成された耐火性の鋳型に
さまざまな色ガラスの練り粉を詰める
↓
そのまま窯の中で焼成
↓
冷めた後 鋳型から取り出し 研磨して仕上げ
古代メソポタミア時代からのこの技法は
素晴らしい作品が高級品として作られてたようですが
手間と作業の難しさゆえ
文献や資料を残すことなく「幻の技法」となったようです
「素地のエメラルドグリーンの美しさ」
「電球つけず そのままでは こんなに渋い雰囲気 」
「中の電球つけました ちょっとうまく撮れてませんが」
「少しずつ周りを暗くしてみると魅惑的ななカラーが見えつつ」
「暗い場所ではこのカラーリング」
「後ろから光を当ててみましたデザインがキレイ」
その「幻の技法」を職人仲間とともに試行錯誤し 復活させたルソー
このガラスは、そのままの色
自然光で透かせた色
中から電球で透かせた色
後ろから光を透かせた色
見た印象のギャップがありすぎて ドキドキさせられます
ルソーの表現力により
こんなに素敵なランプができたのですね
本当に貴重な逸品です
GALLERY YUI