は~~~ 美しい
なんということでしょう
この花達
絵付けではございません
繊細で美しい日本の伝統精密工芸・明治の有線七宝です
(箱の高さ 約5.5㎝)
花々が全面に施された有線七宝の蓋物です
受け部分を返すと
は~~~~
なんということでしょう
こんな裏側まで 花・花・花
ここでなぜこんなにも ため息ばかりなのか
七宝とはなんぞや な新鮮な気持ちで
改めて工程の確認
◆素地をつくる
◆下絵にそって銀線を立てる
◆釉薬をさす
◆焼成
◆研磨
工程をシンプルな伝え方にしましたが
この一つ一つの工程の中に複雑で大変な作業があるかと思います
「銀線立て」といっても
下絵によって(今回では花びら一枚一枚)
気の遠くなるほど丁寧な緻密な作業ですし、
「焼成」といっても
下地つくりから完成に至るまでに少なくても7回ほどは
焼成する工程があるそうです
美術品や手仕事の作品どれにも言えることですが
それぞれ作品の背景
当時の職人さん達の技術の高さを学びつつ
また素晴らしい作品を知りたい、
たくさんの方に知ってほしい と改めて感じます
(この画像は5~6センチ分を大きく写してます)
は~~~~・・・
工程を確認した上で見ると
またため息ものです
GALLERY YUI